クサガ目の物語り |
“クサガメ”を祈る民間の信者衆は、毎年元宵節(農暦正月十五日 |
)の当日午前八時から十二時まで、紫南宮サービスセンターに登録 |
して、更に祀る希望のクサガメを記入します。(元宵節クサガメ |
、土地公が生んだクサガメ、中秋節クサガメ)それから午後一時に |
紫南宮管理委員会の主委が司会して、元宵節クサガメから順番で請 |
求儀式を開催します。登録の順位によって、“擲筊ブァーベイ”( |
三日月形の道具を手前に投げって、表と裏のコンビになっていたら |
”聖杯“と言います。これを三回繰返します。)最後に連続で”聖 |
杯“が一番多い方が希望のクサガメを家で供奉できます。その方は |
”クサガメ“を取得できる信者衆になります。”クサガメ“を取得 |
した方は毎年の農暦正月十五日、”クサガメに“串閹”(紅包:ホ |
ンボオ 赤色の袋に金を入れて、お年玉のような物です。)を掛け |
って、紫南宮に送り返します。その時にまた同じように当年度の |
“擲聖筊,喜錢龜”の儀式が始まります。 |
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元宵節の由来について、民国七十二年の元宵節に、富州里里民だっ |
た 曾万富氏が自分で一番最初の“元宵節クサガメ”を作って、紫 |
南宮で奉納しました。土地公に商売繁盛、すべてが順調になれるよ |
うに祈りました。曾万富氏は連続三年間、本人で“擲筊”して、ク |
サガメを家で祀りした。更に次の元宵節にクサガメを紫南宮に送り |
返した同時に“元宵節クサガメ”に“串閹”(紅包)をお礼として |
掛けました。そのほかに、歌仔戯(台湾の伝統芸能)劇団を招きに |
して、土地公に感謝するお礼として、廟の前に歌仔戯を上演します |
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